生まれたての動物の脳は未熟で、生後の経験によってその機能が発揮される。生後に起こる脳の機能発達の
基盤は神経回路の形成と成熟であり、イメージングを活用した研究がその機構の解明には必須である。
イメージング技術の進歩により、培養神経細胞レベルから個体レベルまで、多様な標本を用いた神経回路イ
メージングを行うことが可能となった。培養系では超解像顕微鏡によりシナプスの構造に関する詳細な情報
の取得が可能となり、回路機能についての具体的なモデルが提案されつつある。
一方で二光子顕微鏡を用いた個体イメージングによって、生後発達の過程での神経回路の形成とリモデリ
ングが直接可視化できるようになり、更に精神神経疾患と神経回路の障害の関連も明らかになってきた。ヒ
トの脳は数十年にわたって経験を蓄積できる一方で、直前の経験によって行動を変化させることができる。
その基盤となるシナプスの性質がイメージング研究により次々と明らかになってきた。
本講演ではこれらの研究内容を紹介しつつ、シナプス障害として精神疾患の病態を捉えることの妥当性や
将来展望についても議論したい。
*2021年9月2日に行われたウェビナーの収録動画となります。
姓 *
名 *
会社名・施設名 *
部署名・研究室名 *
役職名
メールアドレス *
都道府県 * 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
超解像顕微鏡、高解像度顕微鏡で観察したいサンプルを教えてください。
ご興味ある観察方法(複数選択可) * 超解像多光子共焦点光刺激(オプトジェネティクス)全反射ライトシートハイコンテントアナリシスその他特になし
お使いの画像解析ソフトウェア(複数選択可) * NIKON: NIS-ElementsNIKON: Cell-Quant他社顕微鏡メーカーImageJ/FijiMATLABその他使用していない
同意事項 * 同意する
Comments
「登録」ボタン押下後、次画面で「お名前」「メールアドレス」登録画面が表示されます。お手数ですがご記入の上、ご視聴ください。
【同意事項】
●個人情報の主たる利用目的
・展示会や講習会等において、参加者の確認及びその後の連絡などを行うため
・お客様からのお問い合わせ、ご意見・ご要望等への回答のため
・当社が取り扱う商品及び製品の企画、開発、宣伝、販売・サービス活動に、お客様のご要望を反映させるための参考資料とするため
・当社が取り扱う製品情報、企業情報、サービスまたはそれらに関連する情報を郵送又はEmailで提供するため
詳細については「個人情報保護について」をご覧ください。
●参加資格
20歳未満の方は保護者の同意を得た上でご登録ください。20歳未満の方がご登録された場合には、保護者の同意を得た上でご登録されたものとみなします。
【お問合せ先】
株式会社ニコンソリューションズ
Email:Nsl-bio.Marketing@nikon.com