皮膚は、外界と体内とを隔てる単なるバリアではなく、絶えず外来抗原の侵入に曝される最前線の免疫臓器です。そこではアレルギー反応、
細菌・ウイルス感染防御、自己免疫反応などの多彩な免疫応答が誘導されています。
従来、皮膚免疫細胞の動態や局在は、皮膚生検をもとにある一時期における二次元の世界から類推せざるを得ませんでした。しかしながら、
近年の二光子励起顕微鏡システムなどの進歩により、時空間的に免疫細胞の動態を捉えることが可能になりました。また、蛍光分子プローブ
の開発により癌細胞や生体の構造が一細胞レベルで詳細に解析する事が可能となっています。
臨床の現場では、様々な疑問が生じます。そして、私たちは、動物実験を始めとする基礎研究によりそれらの疑問を解明し、それを臨床応用
に繋げたいと思っております。今回は、その作業における生体イメージングの有効性について、アトピー性皮膚炎をはじめとする幾つかの疾
患モデルや実際の臨床検体を用いたデータをご紹介させて頂き、生体イメージングの有用性について皆様と一緒に考えて見たいと思います。
【セミナー形式】
大阪大学・ニコンイメージングセンター現地参加 および ZOOMによるオンライン配信
【お申込み方法】
ZOOM:こちらのフォームでお申し込みください。
現地参加:ご所属、お名前記載の上、register@handai-nic.com へ送信ください。
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お使いの顕微鏡の種類 * 正立顕微鏡倒立顕微鏡実体顕微鏡その他
観察方法 * 明視野位相差微分干渉偏光蛍光共焦点多光子超解像TIRFその他
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